本町において、公金紛失事件が発生しました。このことについて、町民に対し大変なご迷惑をお掛けし、また町政への信頼を著しく失墜させたことに対し誠に申し訳ございません。今回の事件の原因は、公金意識の希薄さとともに、組織内にあるべきチェック機能が十分に働かなかったことが事態を招いたものと考えております。今回の事件を重く受け止め深く反省すると同時に全力で改善に取り組み、町民の信頼回復に努めたいと存じます。
宇多津町長 谷 川 俊 博
1 事件概要
公金である粗大ごみシール(1枚500円)の売上金が紛失しました。粗大ごみ収集シールの売上金は金庫に施錠し保管していましたが、昨年11月1日から11月5日までの間に8万円足りないことが発覚しました。過去の状況も調査したところ、平成21年度から25年度の間において、約199万円が不明であることが判明しました。
発覚して以降、内部調査を行うとともに、11月26日には坂出警察署に被害届を提出し、現在捜査中であります。
2 処分
未だ事件が解決されていませんが、この事件の重要性を鑑み、現段階における管理監督責任を明確にするため、処分を行うこととしました。処分の内容については、次のとおりです。
(特別職)
町長 給料月額の100分の30を2か月
副町長 給料月額の100分の10を2か月
教育長 給料月額の100分の5を2か月
※特別職の取り扱い(自主返納)については、昨日1月16日に減額するための条例案を専決処分し、平成26年2月から減額することといたしております。
(一般職員)
住民生活課長 訓告
住民生活課長補佐 訓告
前住民生活課長補佐 訓告
住民生活課係長 戒告
※処分年月日:平成26年1月16日